妊娠後期になると、むくみがひどくなる妊婦さんが多いです。
特に手がむくんでしまうと、
包丁も握りずらく、料理をするのも一苦労。
そんなむくみのせいで、
ブルーな気持ちになってしまいますね。
ここでは妊娠後期に起こる、
手のむくみとしびれの原因をご紹介します。
⇒【おでこのニキビがなかなか治らない…】妊婦の肌荒れの3つの原因
手のむくみやしびれの原因
妊娠後期になると起こる、手のむくみ。
妊娠することによって、
急激に血液量が増えたことにより、
体内に水分を貯め込もうと体が働きます。
そのため、むくみやすくなってしまうのです。
また手のしびれは、
「手根管症候群」という病気の場合が多いです。
この病気は手首の中を走っている正中神経という神経が、
むくみにより圧迫されることにより起こります。
ひどい場合はしびれに、
痛みを伴うこともあります。
胎児には影響がなく、
出産すれば治ることがほとんどです。
なのでむくみを改善することにより、
しびれや痛みを改善することができます。
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手のむくみの3つの解消法
1、食事による改善する
むくみの原因は、塩分の摂り過ぎです。
なので塩分を控えることから、
まず始めましょう。
ただ塩辛い物を控えるだけでなく、
味付け時に塩、醤油をあまり入れないようにしましょう。
醤油は塩分が高いので、
醤油で味付けをする際はいつもの半分くらいの量にしましょう。
普段の味に慣れてしまっているので、
はじめはかなり薄味なので、物足りないと感じるでしょう。
その場合、ポン酢をかけることをおすすめします。
大さじ1杯で比較すると、
しょうゆ(濃い口醤油は塩分2.6gに対し、
ポン酢は塩分が1.5gです。
豆腐や魚に醤油をかけるなら、
ポン酢を変わりにかけるようにしましょう。
またカリウムを摂取することを、
おすすめします。
カリウムには、
塩分を体外に排出する効果があります。
カリウムを多く含む食材で代表的なのは、
アボカドです。
1個で1000mgもの、カリウムを含んでいます。
他にはキュウリやバナナがありますが、
キュウリは食べ過ぎると、
体を冷やしてしまう恐れがあります。
またバナナは糖分が高いので、
妊娠中に食べ過ぎると妊娠中毒症の恐れがあります。
なので1つのものから摂るのではなく、
様々な食材からカリウムを摂取するようにしましょう。
手のむくみは食事を改善するだけで、
改善されることがほとんどです。
まずは食事の見直しをしましょう。
⇒妊娠中のむくみ解消に最適な食べ物はどれ!?カリウムを多く食材10選含む
2、血行をよくする
血行の循環が悪いと、
むくみやすくなってしまいます。
手がむくむと、
よくぐーばーと手を握って開いてとしますよね。
ただそれだけでは血行は良くならないんです。
それと同時に、
肩の血行をよくする必要があります。
いくら手の血行をよくしても、
肩の血行が悪ければ、
手の血行の循環がよくなることはありません。
肩を大きく回したり、上下に上げ下げして、
肩の血行をよくしましょう。
すると手の血行もよくなります。
3、温める
冷えはむくみに大敵です!
冷えることにより、
血行が悪くなりさらにむくみを悪化させます。
特に夏場は暑いからといって油断しがちですが、
冷房の効いた部屋にいることで、
体が冷えてしまうことも。
夏場でも暖かいお風呂に肩まで浸かって、
よくあたたまるようにしましょう。
まとめ
- 手のむくみの原因は妊娠による血液増加
- 手のしびれはむくみによる神経圧迫が原因
- 塩分を控え、カリウムを摂取する
- 肩と手の血行をよくする
- 体を冷やさないようにする
手のむくみは足の浮腫みと違い、
解消しやすいです。
なのでまずは、食事の改善からはじめましょう。
また意識適に冷やさないようにし、
血行をよくすることにより、症状は改善されるでしょう。