夏に流行する手足口病という病気をご存じですか?
小さい子供がいると、
夏になると耳にすることがあると思います。
うちの子供も一度かかりましたが、
手や足、口に水泡の湿疹があらわれる病気です。
ここでは手足口病の症状や対処法、
予防法についてご紹介します。
手足口病とは
原因
エンテロウイルス群によるウイルス感染が原因で、
コクサッキーウイルスなど10種類以上の型があります。
そのため一度感染しても、
また違う型のウイルスに感染することがあります。
毎年6~8月ごろに流行します。
症状
手のひらや足の裏、
膝の裏や口の中に水泡ができるのが特徴です。
基本的にはかゆみはなく、
口の中にできた時に、痛みが出る場合があります。
発熱することはほとんどなく、
熱が出てもあまり高熱になることはありません。
ただし合併症を引き起こすことがあるので、
高熱や嘔吐した場合は病院に必ず行きましょう。
潜伏期間
潜伏期間は3~5日です。
潜伏期間中でも感染力は強いので、
他人にうつります。
水泡からの感染は、
発症から10日~2週間の間です。
対処法
残念ながら特効薬はありません。
基本的には軽い病気なので、
特別な治療法もありません。
安静にして自然に治るのをまちましょう。
お風呂は入っても大丈夫!?
お風呂は熱がでていなければ入っても大丈夫ですが、
パパやママにうつる可能性があります。
お風呂で同じ洗面器やタオルを使うことにより、
接触感染してしまいます。
水泡ができている場合は、
はじめはシャワーだけにし、
水泡をつぶさないように体を洗ってあげましょう。
水泡がつぶれると、
そこから感染してしまうおそれがあります。
スクロールしてね!




















保育園や幼稚園にはいつからいける?
手足口病は熱がなければ、
普通に登園しても大丈夫です。
うちの子は発熱していなかったので、
水泡ができていても普通に登園していました。
症状も軽かったので、
水泡もあまり大きくはなりませんでした。
大人も感染する!?
手足口病は子供の病気と思われがちですが、
大人も感染します!
また大人が感染すると子供と違い、
重症化する可能性が高いです。
症状は子供と同じく手、足、口に水泡ができ、
悪寒、筋肉痛、高熱などの症状がでます。
子供が感染した場合、
大人も感染しないように、気をつけましょう。
予防法
手足口病に有効なワクチンはありません。
手足口病の感染経路は、
接触感染、飛沫感染、糞口感染です。
これらを防ぐには、
手洗いうがいを徹底することです。
また子供が小さくオムツをしている場合は、
処理に注意しましょう。
子供より大人が注意!
子供はかかっても軽くすみますが、
大人はそうはいきません。
そうならないように、
子供が感染してしまった場合は、
うつらないように、子供のお世話をしましょう。
- 手洗い
- うがい
- 便の処理
この3つは必ず守りましょう!