夜中子供が咳き込んで、
苦しそうにしていることはないですか?
ひどい時には咳が原因で眠れないことも…
子供が咳き込むのを見ると、
ママは心配になりますよね。
ここでは寝る時に起こる咳の原因と、
対処法についてご紹介します。
なぜ眠る時に咳がひどくなるの?
昼間遊んでいる時は、少ししか咳がでていないのに、
夜寝る時になると、咳が激しくなってることはありませんか?
うちの子も、よく寝る時に咳こむことがあります。
1、鼻や器官に疾患がある場合
鼻水がたくさんたまると、
寝ている間にのどの方に下がってきます。
それがのどで炎症を起こし、夜中に咳き込む原因になります。
またアレルギー性気管支炎や喘息の場合、
布団にたまったダニやほこりが原因で、
寝ている間に咳き込みます。
アレルギーがある場合は、
昼間よりも明け方や夜中などに、
症状が現れることが多いです。
アレルギーでもないのに、
夜中の咳だけが気になる場合、
自律神経が関係しているのかもしれません。
2、自律神経の関係
自律神経とは、自分の意思ではコントロールできない神経です。
自律神経には2種類あります。
- 交感神経…身体をアクティブな状態にする時に優位に働く
- 副交感神経…身体休めたり、食べ物を消化・吸収する時に優位に働く
昼に活動的な動きをするのが交感神経で、
一方夜に体を休めるために動くのが副交感神経です。
昼間は交感神経が活発なため、
気管や鼻の粘膜などは拡張しています。
そのため鼻水や痰を出しやすく、
症状もそれほどでません。
しかし夜になると副交感神経に変わり、
気管や鼻の粘膜の緊張がゆるみ、
鼻水や咳も出にくく、たまりやすくなります。
大人なら寝ていても鼻水や痰をうまく出すことができますが、
子供はうまくできないため夜間に咳き込んでむせてしまいます。
スクロールしてね!




















夜中咳き込むときの対処法
1、横向きに寝かせる
枕を少し高くして、
寝ている胸に傾斜を付けてあげるとよいです。
これによって自然と鼻水が口の中へ、
口から喉へと流れるようになり、
咳き込むのを緩和できます。
2、加湿する
湿度が50%以下だと喉に対する刺激が強くなるので、
湿度は60%~70%に保ちましょう。
濡れタオルを干すだけで全然違うので、
部屋を乾燥させないようにしましょう。
咳が長引く場合は病院へ
風邪を引いていないし、
加湿もちゃんとしてる場合は、
アレルギーが考えられます。
私は咳喘息のため、
子供ものどが弱く、咳き込みやすいです。
アレルギーや喘息の場合は、
病院に行き、薬をもらった方が楽になるので、
長引く場合は受診しましょう。