生理予定日の1週間前ごろから表れる、
妊娠超初期症状。
胃もたれや胃痛がしたら、
胃腸の調子が悪いのかなと思いますよね。
でもこの時期にこのような症状が現れたら、
実は妊娠しているのかもしれません。
なぜ妊娠超初期に胃痛や胃もたれを、
引き起こすのでしょうか?
ここではその原因と対策を、
ご紹介します。
目次
妊娠超初期に起こる胃痛や胃もたれの症状
胃痛や胃もたれの感じ方は、
個人差があります。
チクチクと痛みを感じる人から、
キリキリとひどい痛みを感じる人までさまざまです。
また食べ過ぎたわけれもないのに、
なんだか胃が重たいくて、胃もたれの症状を起こす人もいます。
げっぷがでるという人もいますが、
実は胃の調子が悪いために、
消化不良によってお腹の中にガスがたまるのが原因です。
これらの症状は早い人であれば、
妊娠超初期の生理予定日の1週間前から始まり、
妊娠初期(妊娠2~4カ月)まで続きます。
妊娠超初期に起こる胃痛や胃もたれの原因
妊娠すると、
黄体ホルモンが分泌されます。
この黄体ホルモンには、
胃腸の働きを弱める効果があります。
そのため胃腸が正常に働くなり、
食べ物や胃酸が胃の中に留まり、
消化不良や胃痛、胃もたれを引き起こしてします。
いわゆるつわりの症状の1つと、考えられます。
これが吐きつわりや食べつわりに、
つながることが多いようです。
また胃痛や胃もたれには、
精神的ストレスも大きくかかわっています。
普段の仕事などのストレスに加え、
体調の変化によるストレスで、
胃痛が悪化してしまうこともあるので、
気をつけましょう。
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妊娠超初期の胃痛や胃もたれの5つの対策
1、食事は小分けにする
1回の食事量を減らすことにより、
胃への負担を軽減することができます。
少量の食事量であれば、
正常に消化され、胃痛や胃もたれを軽減してくれます。
また消化されやすいように、
しっかりかんで食べると良いでしょう。
2、食欲がなくても食べる努力をする
胃痛や胃もたれをしていると、
食欲がなく、食事をしたくなることもあるでしょう。
でも胃の中に食べ物が何も入っていないと、
胃酸が濃くなり、胃の粘膜を傷めてしまう可能性があります。
そのためさらに、胃痛がひどくなってしまうことも。
なので少量でよいので、食事をとるようにしましょう。
3、コーヒーや香辛料の刺激物は避ける
荒れた胃に、コーヒーや香辛料などの刺激物はNGです。
香辛料などの刺激物には、
胃酸の分泌を促す効果があります。
胃酸の分泌が増えると、
さらに胃痛を悪化させてしまいます。
⇒1日1杯のコーヒーならOK!妊娠中のカフェインが胎児へ与える影響
4、食事の1時間後に水分をとる
食事の1時間後に水分をとることで、
胃酸を薄める効果があります。
胃酸が薄まれば、胃痛も軽減します。
5、ストレスをためない
ストレスをためることで、
体の機能が低下し、免疫力が低下してしまいます。
体調が悪いとイライラしがちですが、
だからといってためこんでしまうのは、
体によくありません。
気分転換に外にでかけるなどし、
ストレスをためないようにしましょう。
まとめ
- 胃痛の痛みは、個人差がある。
- 胃痛の原因は、黄体ホルモンの分泌により、消化機能が低下したため。
- 食事は小分けに食べる。
- 食欲がなくても、食べる努力をする。
- コーヒーや香辛料などの刺激物は避ける。
- 食事の1時間後に水分をとる。
- ストレスをためない。
妊娠超初期から起こる胃痛や胃もたれの原因は、
黄体ホルモンの分泌によるものです。
これがひどくなると嘔吐してしまい、
吐きつわりになります。
これらの症状は、妊娠すると生理的に起こる症状です。
安定期に入れば、おさまることがほとんどなので、
ストレスをためずに、乗り切りましょう。