暑くなってくると、子供が楽しみにしているプール。
プールに入ることによって感染する、
感染症があるのをご存じですか?
ここでは夏に流行する溶連菌感染症について、
ご紹介します。
溶連菌感染症とは
ウイルスによる感染症です。
潜伏期間は2~5日で、
5歳をピークに4歳から9歳の子供がかかりやすい病気です。
プールに入ることにより感染しますが、
溶連菌患者の咳やくしゃみなどを吸い込で感染する、
飛沫感染でもうつります。
症状
38~39度の発熱と、のどの痛みをひきおこします。
非常にのどが赤くなり、
舌の表面にぶつぶつができるイチゴ舌になります。
その後、両手両足にかゆみを伴う、発疹ができます。
他におう吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、首のリンパ節が腫れて痛むこともあります。
治療法
抗生物質を服用します。
服用後1~2日で元気になったようにみえます。
でも抗生物質の服用は続けましょう。
病院で処方された抗生物質を飲みきることが、大切です。
途中で飲むのを辞めてしまったことにより、
再発してしまったり、合併症を起こすこともあります。
抗生物質を服用して熱が下がってから、
さらに2日お薬を飲めば、人にうつす心配はなくなると考えられています。
スクロールしてね!
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合併症に注意!
溶連菌は合併症を引き起こしやすい細菌です。
中耳炎、気管支炎、急性腎炎、リウマチ熱などを、
引き起こす場合があります。
必ず医師の指示通りに、最後まで治療を続けましょう。
溶連菌感染症の予防
残念ながら予防接種はありません。
基本的なことですが、
手洗い、うがいの徹底が1番の予防です。
また飛沫感染を防ぐために、
マスクを着用しましょう。
いつから学校や幼稚園にいける?
医療機関の受診日と、その翌日は登校、登園できません。
抗生物質を服用後、24時間経つと感染力はほとんどなくなります。
この頃になると解熱することが多いです。
発疹がでている場合は、消えるまで安静にしている方が良いです。
しかっり予防すればかからない!
うちの子が通う保育園では、
毎年プールの時期になると、
溶連菌感染症の子供が数名クラスにでます。
プールに入っていても大流行したことはないので、
手洗い、うがいの徹底で防げます。
ちなみにうちの子は、感染したことがないです。