妊娠中に腰痛に悩まされて、
しかもなかなか寝付けない…。
そうなると、本当に辛いですよね。
特に妊娠後期から臨月にかけては、
胎動も激しくなり、眠りも浅くなりがちです。
ここではゆっくり休むために、
腰に負担をかけない楽な寝方を、
ご紹介します。
⇒クッションを使えば痛み軽減!?妊婦の腰痛におすすめの楽な座り方
腰痛の時の楽な寝方は横向き!?
腰痛がある場合、横向きに寝るのがおすすめです。
特に臨月になり仰向けで寝ると、
お腹の重みでさらに腰に負担をかけることになります。
ちなみに「シムスの体位」で寝ると、
リラックス効果があり、よく眠れます。
シムスの体位のやり方
- 左側が下になるように寝ころぶ
- 両肘、両膝を軽く曲げる
足にクッションをはさんだり、
抱き枕を抱いて寝ると、楽にできます。
左側を下にして寝ることで、
大きくなったお腹で背中から腰にある太い静脈を圧迫しないため、
血の循環がよくなります。
ただ慣れるまではなかなか寝付けないので、
毎日意識して少し体位を変えたりして、
自分の寝やすい位置を探しましょう。
スクロールしてね!




















妊娠中仰向けで寝るのはNG!?
仰向けで寝るとお腹の赤ちゃんの重みで、
腰に負担がかかります。
なので腰痛が、悪化してしまう恐れがあります。
できるだけ横向きになり、
腰に負担をかけないようにしましょう。
また仰向けで寝ると、
背骨と赤ちゃんの間にある静脈を圧迫してしまう可能性があります。
すると血流が悪くなり、
赤ちゃんに酸素が十分にいきわたらいことも。
なので妊娠後期になれば、
できるだけ横向きで寝るようにしましょう。
仰向けでも楽ならOK!?
私も妊娠後期から腰痛に悩まされていましたが、
横向きでは寝ずらくて、仰向きで寝ていることが多かったです。
その際腰の部分に、
固めのクッションを挟むことで、
腰が伸び、痛みを軽減していました。
ただ臨月で仰向きはさすがに苦しくて、
横向きで寝るようになりました。
仰向きは腰への負担がかかると言われていますが、
腰にクッションを置くなどすれば、
楽だったりします。
無理に横向きで寝ようとして、
なかなか寝付けず睡眠不足になる方が、体に悪いです。
仰向けが苦しくなく、
むしろ楽であれば仰向けや、
自分の寝やすい向きで寝たほうが良いです。
まとめ
- 左側を下にして横向きに寝ることで、リラックスして眠ることができる
- 仰向きで寝ると、腰に負担がかかり、血管を圧迫して血流が悪くなる。
- 仰向きでも苦しくなく眠れるなら、仰向きでもOK。
- 寝やすい向きで、睡眠をちゃんととるようにする。
妊婦さんはホルモンの影響や、
大きくなった赤ちゃんの胎動の影響で、
どうしても眠りが浅くなってしまいます。
なので自分の眠りやすい体位で、
睡眠をしっかりとることが大切です。
なかなか眠れないときは、
昼間眠くなった時に寝るのがおすすめです。
ただ仕事をしていたり、
上の子供がいる場合はそれも難しいですよね。
そのような場合は自分の寝やすい向きで、
夜にしっかり眠るようにしましょう。