妊娠中はカフェインを摂取しないために、
コーヒーを飲むのを控えますよね。
その代わりにノンカフェインの麦茶を飲む妊婦さんが多いですが、
麦茶はノンカフェインですが、体を冷やしてしまう効果があるんです。
妊婦さんは血行が悪くなりがちなので、
冷えは体に大敵です。
じゃあ何を飲めばいいの!?
と思うと思いますが、
そんな妊婦さんにおすすめなのがほうじ茶なんです!
ここでは妊婦さんにほうじ茶が良い理由と、
低カフェインほうじ茶について、ご紹介します。
⇒コーヒー以外も注意!カフェインが入っている飲み物と飲み過ぎた時の対処法
ほうじ茶とは
ほうじ茶は、緑茶の葉っぱを、
茶色くなるまで高温で焙煎して作られます。
そのため緑茶に比べ、
アミノ酸、カテキン、カフェインが少ないお茶になります。
妊娠中にほうじ茶がおすすめの3つの理由
1、カテキンが少ない
カテキンは、通常、血圧やコレステロール、
血糖値に良い作用があり、生活習慣病を予防する効果があります。
しかし妊娠中に必要不可欠な葉酸の吸収を、
阻害する働きがあります。
普段なら体に良いカテキンも、
妊娠中は悪者になってしまいます。
そんなカテキンの含有量は、
緑茶(煎茶や番茶)の1/5です。
2、カフェインの含有量が少ない
ほうじ茶には、
150mlあたり30mgのカフェインが含まれています。
コーヒーの含有量の半分です。
なのでコーヒーほど気にする必要はありませんが、
ほうじ茶も飲み過ぎると、カフェインの摂り過ぎになってしまいます。
妊婦さんは、
1日に100mgのカフェインであれば摂取しても大丈夫です。
なのでほうじ茶を1日2~3杯ほどなら、
飲んでも大丈夫です。
⇒1日1杯のコーヒーならOK!妊娠中のカフェインが胎児へ与える影響
3、体を温める効果がある
妊婦さんの体に大敵な冷え。
ノンカフェインということで、
麦茶を飲む妊婦さんんが多いです。
しかし麦茶は体を冷やす効果があるので、
飲み過ぎるのはよくありません。
一方ほうじ茶には体を、
温める効果があります。
寒い冬にはもちろん、
夏の冷房による冷え対策にもぴったりなんです。
スクロールしてね!
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いくらカフェインが少ないとはいえ、
ノンカフェインではないので、
赤ちゃんや体のことを考えると、カフェインが気になりますね。
実は低カフェインのほうじ茶が、あるんです!
低カフェインのほうじ茶は、
普通のほうじ茶に比べカフェインの含有量がその半分です。
低カフェインのほうじ茶なら、
1日6杯(900ml)飲んでも大丈夫という計算になります。
この量を飲んでOKなら、
ほうじ茶好きの人でも、気にせず飲めますね。
まとめ
- ほうじ茶は緑茶を焙煎したもの
- カテキン、カフェインの含有量が少ない
- 体を温める効果がある
- 通常のほうじ茶なら1日3杯なら飲んでもOK
- 低カフェインのほうじ茶なら1日6杯飲んでもOK
ほうじ茶は緑茶を焙煎したものなので、
緑茶とは違った味わいのお茶です。
なので緑茶が苦手な人でも、
飲むことができるでしょう。
普段ほうじ茶を飲む機会がない人も、
妊娠を期に、麦茶からほうじ茶に変えてしましょう。