秋から冬になると耳にするのが、
RSウイルスという言葉。
早ければ10月頃から、
徐々に感染者が増えていきます…。
RSウイルスにかかると、
どんな症状が出るのでしょうか?
ここではRSウイルスの症状と、
風邪との違いをご紹介します。
RSウイルスの原因
RSウイルスに感染することにより、
発症します。
RSウイルスのRはRespiratoryの略で
「呼吸の」という意味からもわかるように、
呼吸器系に感染するのウイルスです。
秋ごろから感染者が増え、
12月~1月にピークを迎え、
春頃まで流行します。
RSウイルスは感染力が非常に強く、
2歳頃までにほぼ100%の子供が感染します。
おたふく風邪などとは違い、
一度かかっても免疫が十分にできないため、
何度も繰り返し感染するおそれがある感染症です。
ただ繰り返し感染することにより、
症状は軽くなります。
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RSウイルスの症状と風邪との違い
鼻水、咳、のどの痛み、発熱などのかぜ症状があり、
多くの場合1~2週間で治ります。
これだけでは風邪と見分けがつきにくいですね…。
風邪と見分けるポイントをご紹介します。
まず症状は鼻水が出始め、
熱があがり、そのあと咳がでます。
そして熱は微熱ではなく、
38度から39度という高熱がでます。
風邪の症状に加え、
高熱が出た場合はRSウイルスを疑いましょう。
またRSウイルスは悪化すると咳がひどくなり、
ぜーぜーとした息の喘息の症状がでます。
咳がひどい場合も、
RSウイルスが疑われます。
さらに進むと気管支炎や肺炎になりかねないので、
咳がひどい場合は必ず病院で受診しましょう。
ちなみに大人も、
RSウイルスに感染することがあります。
ただ大人の場合は免疫ができているために症状が軽いため、
風邪と思い込むことが多く、
知らないうちに子供にうつしてしまうこともあります。
子供にうつさないために、
風邪症状がある場合は手洗いうがいを徹底し、
マスクをして子供にうつらないようにしましょう。
RSウイルスに感染したら
RSウイルスに抗生物質は効きません。
症状にあった薬を処方してもらうことになります。
風邪と同じで、
こまめな水分補給と栄養、睡眠をとり、
安静にして経過を見ましょう。
感染しないためにも、
まずは予防をしましょう。