妊娠初期の腹痛は、
流産ではないかと不安になりますよね。
実は妊娠初期の腹痛は、よくある症状なんです。
ここでは妊娠初期の腹痛の原因と、
流産との違いをご紹介します。
妊娠初期のお腹の痛み
妊娠初期にお腹が痛いと、
もしかして流産？と心配することもあるでしょう。
でも妊娠初期はお腹の中で赤ちゃんを育てるために、
たくさんの変化が起こります。
なので腹痛が起こるのは、
よくあることなのです。
妊娠初期の腹痛では、
ちくちくとした痛みを感じる人が多いようです。
ただ人によっては、
下腹部が張ったり、お腹が引っ張られるような痛み。
生理痛に似たような痛みや、
キュッとした軽い痛みを感じる人もいるようです。
妊娠初期の腹痛の3つの原因
１．子宮が大きくなる
子宮はにわとりの卵くらいの多きさですが、
赤ちゃんは出産時には３kgまでに成長します。
そんな赤ちゃんを子宮で育てるために、
子宮が大きくなるんです。
そのために、痛みを伴うことがあります。
２．臓器が引っ張られるために痛む
子宮周辺の臓器や靭帯が引っ張られることで、
痛みを感じることがあります。
子宮の周りの痛みなので、
お腹全体が張るような痛みや、
生理痛のような痛みと表現する人が多いです。
３．胃腸の調子が悪いため
妊娠することでプロゲステロンというホルモンが分泌され、
胃腸の活動を抑制してしまいます。
そのために便秘や下痢を引き起こし、
腹痛を引き起こします。
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妊娠初期の腹痛の対処法
妊娠初期の腹痛は生理的現象なので、
生理時の生理痛と一緒で、これといった対処法はありません。
腹痛があるときは、横になるなどし、
ゆっくり体を休めるようにしましょう。
また腹痛の原因が便秘や下痢によるものなら、
腸内環境を整えることで、
痛みを改善することができます。
食物繊維を多く含む食材を食べたり、
水分を摂取するなどして、改善しましょう。
またお腹周りを温めて血行をよくすることで、
痛みを軽減することができます。
体を冷やさないようにし、
お風呂の際は湯船にしっかり浸かるようにしましょう。
腹痛は流産の兆候!?
腹痛があると流産するのではと心配すると思いますが、
軽い腹痛であれば心配はいりません。
ただ痛みが激しくなったり、
継続的に痛みがある場合は流産の可能性もあるので、
一度病院に相談してみましょう。
流産の場合は出血が伴うことが多いので、
出血がないか確認しましょう。
また流産してしまうと、
つわりなどの妊娠初期兆候がなくなります。
そのような症状がなくなってはいないかなど、
他の体の症状を確認しましょう。
まとめ
- ちくちくした妊娠初期の腹痛は、よくある症状。
- 妊娠初期の腹痛の原因は、子宮が大きくなる、臓器が引っ張られる、胃腸の調子が悪いため。
- 妊娠初期の腹痛は生理現象なので、これといった対処法がない。
- 便秘が原因の場合は、食物繊維を摂ったり、水分を摂って便秘を解消する。
- 腹痛があっても必ずしも、流産すつとは限らない。
妊娠初期の腹痛は、
よくあることなので、腹痛があるからといって、
心配しすぎる必要はありません。
ただ痛みが激しく、長期的に続く場合は、
一度病院に連絡してみましょう。
出血が伴う場合は、流産の可能性があります。
自分で判断できないときは、
病院に相談しましょう。